移住219日目。冬キャンプin真駒内ダム公園キャンプ場[趣味]

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私が住む北海道にあるせたな町には町営のキャンプ場が何カ所かあるわけなんですが、どこも冬期は閉鎖している状況です。世間では冬キャンプがはやってきているんだからそれはもったいないでしょ?

ただ冬期に営業をしていないのにはそれなりの理由があるはずだから、提案をする前に自分で経験してみる必要があるだろう。ってことで、閉鎖中の真駒内ダム公園キャンプ場に行ってきちゃいました。



真駒内ダム公園キャンプ場

住  所: せたな町北檜山区松岡

料  金:入場料:高校生以上200円・小中学生100円

     テントサイト:1張り510円、カーサイト:1区画1,020円

開設期間:4月下旬~10月下旬

問い合せ:せたな町役場:0137-84-5111



冬キャンプや雪中キャンプの魅力とは?

なんだか最近「冬キャンプ」とか「雪中キャンプ」とかって話をよく耳にするんですよね。

冬の冷たく澄んだ空気は、星を他のどの季節より綺麗に見せてくれますよね。冬の星空を眺めながらホットコーヒーやお酒を飲むなんて、なんとも贅沢なひと時ですね。

そして、やっぱり外せないのがやっぱり外せないのが「焚き火」。料理に、暖をとったり、囲んでまったり夜を過ごしたりと大活躍です!たき火動画なるものもありますよね。


ちなみにたき火には1/fゆらぎという効果があるらしいのですが、副交感神経に働きかけることでリラックス効果があり、炎が強くなったり弱くなったりする不規則なゆらめきからその効果を感じることができるんですって!





それとなんと言っても女子高生×キャンプドラマ!福原遥主演で人気漫画が実写化されたゆるキャンの影響が大きいのかなぁなんて思ってみたり。


原作のゆるキャン△とは、キャンプ場でのリクリエーションや野外調理などといったアウトドア趣味の魅力と、それを身の丈に合った範囲で満喫する女子高校生たちのゆるやかな日常を描くあfろによる日本の漫画作品。



冬キャンプは本気で寒いっ!

冬場にキャンプをした経験はあれどそれはあくまでも関東での話。北海道はまだまだ本格的な冬ではないはずなのにやはりそこそこ寒いです。

冬期間は閉鎖しているので当然トイレもドアに鍵が掛かっています。洗い場も水道の元栓が止められているようで水が出ません。話では全サイトが電源付きと聞いてたんだけど、これも当然電気が止まっているようです。


でも、今回は楽しむことよりも経験することが目的だから文句は言えませんよね。





さぁて、場内をうろうろするのも程々にして早速、テントとチェアのセッティングです。

なんか久しぶりにキャンバスキャンプのドームテントを使うから、別に複雑なテントじゃないけど勝手を忘れててちょっと時間が掛かっちゃいました。


さ、セッティングも終わったことだし、のんびり読書を決め込みましょう。





今回のキャンプ読書に選んだ本は、

[超訳 ダ・ヴィンチ・ノート 神速で成長する言葉]です。


「天才脳の秘密が明かされる。これは、AI時代を生き残るサバイバル本だ!」ナポレオンも、ビル・ゲイツも、貪り読んだ!「地球史上、最も重要なノート」に書かれた思考法と仕事術とは?レオナルド・ダ・ヴィンチが書き残した膨大な手稿8000ページを読み解き、知るだけで人生が変わる方法論として体系化!あなたの知らなかった、「最強のビジネスパーソン」ダ・ヴィンチの、超実践的ルール集。





それにしても、キャンプ場のすぐ横を流れる真駒内川の音がちょうど良い具合ですね。

どこからともなく聞こえる鳥の声もこれまた心地良いです。


携帯でリラックスできる音楽を極微音で流しながら読書にふけっています。


雪はいくらか積もっている程度だったのですが、日が暮れてくるのとともにだんだんと寒さが増してきましたので、愛用の[solo stove(焚き火台)]に火をいれて再び読書にふけります。


「ソロストーブ」は、安定した火力と自然素材を燃料にできるエコで人気なストーブです。ベテランのバックパッカーから初めてキャンプする少年まで誰でも簡単に使え、燃焼効率の高い独自の構造がアメリカでも高い評価を得ています。



静かな夜ってなんだかこわくなる。

のんびり読書していたらふと何かの気配がしたので、『バッ!』っと顔をあげるとそこには人影がっ!!


っと思ったら、なんてことはないただの二本足看板でした。



「焦ったぁ。」


こんな何も無いところに人なんているはずないとは思ったんだけど、ひとりぼっちだとちょっとしたことに敏感になるよね。




完全に日が落ちて寒さも一段と増してきたので、上着を羽織って再び読書を始めます。


ただ、さっきまで心地良かった川の音も鳥の声も妙に耳に入ってくるようになりました。


本の内容もぜんぜん頭に入ってきません。 


入り口にあった「クマ出没注意!」の看板が頭をよぎり、奥さんと笑いながら話していた罠に掛かった熊の話をした事を思い出しちゃいました。




こうなるともうダメですね。

自分の心が「不安」とか「孤独」を感じるようになっちゃってますもん(汗)


音楽のボリュームをあげようが食事をしようが誤魔化せない。川の流れる音どころか、風で揺れる木々の音にさえ敏感になってしまって、座っている事もままならないです。

「そうだ!今日はデイキャンプの調査ってことにして出直そう!」




お家に向かう帰路の車中で「あぁ、途中で帰ったなんて言えばみんなに馬鹿にされるなぁ。冬場にキャンプなんて誰もやんねって。」ってとか言われるんだろうなぁ。って思ってたんですけど、

家に帰ると奥さんは「おかえり。けがが無くってよかったね。」って優しく迎えてくれたんでほっとしました。




気持ちを切り替えて年が明けてがっつり雪が積もったときに防寒の準備ももちょっと真剣に考えてから出直します。


一山行き尽くせば一山青し。北海道 移住・定住日記。

せたな町に移住するにあたりほしいと思う情報が少なく、”わからない”という不安がある中で移住を決心しました。 私と同じように不安を感じられている方々に少しでもお役立ち出来ればと思って日常を書いていきます。

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